VCC -医療とFASHION- Talk Show の <記録>
こんにちは。ショップスタッフの野本です。
今回は、今から2年ほど前、press roomにて開催されたトークショーのお話しを
ブログに掲載したいと思います。
私にとってとても興味深かったのが
東大医学部教授・稲葉先生が西洋医学の発祥の地である
古代ギリシャ遺跡(Asclepion)について語られたことでした。
古代ギリシャ遺跡の円形劇場は医療施設の一部であり人の心を揺さぶる演劇、音楽、美術、建築、食、とあらゆる芸術を医療に有効に活用し医術と芸術が融合した環境そのものが病院とみなされていた、ということでした。
医療が高度化し続けている現代、安心安全性はより高められても精神的な心の癒しは
果たしてどれだけ満たされているでしょうか...
本来の医療のあるべき姿・理想郷が既に古代ギリシャに存在していたことに感動すら覚えました。
人間の体は36兆個の細胞から成り、数か月もすると体を構成する大部分の細胞が入れ替わり更新されると言われています。
知覚をつかさどる<脳>に対し肌(皮膚)もまた露出した脳のようなものであり、光・質感・色さえも感覚として肌はとらえそれらが精神に与える影響は大きく身にまとう衣服の色や質感、素材などは心と体のバランスをつかさどる上でとても重要である、と最後にお話しされました。
洋服を通じて一人一人のお客さまが、より元気になっていただけるよう、
いつもお客様の心に寄り添いこれからも常に新しい提案をし続けていきたいと
おもいます。
皆さまのご来店をお待ちしております。
コメント
コメントを投稿